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人当たりがよく、いつも笑顔だけれど、実は片づけが苦手なように大雑把な性格という印象を筆者は彼に対し持っていたのですが、この内装工事では、全く別人かと思われる姿を目にすることになりました。
まず、施工の質に対し、非常に細かく、かつ厳しい要求を、かのおじさんに対し、繰り返し行なっていました。筆者などが「(中国なんだから)こんなもんじゃないの」と思ってしまうものでも、決して許さず、やり直しを求めていました。その姿を見て、筆者の勤務先が移転した際、施工監督の仕方がいかに間違っていたかを思い知らされる気がしたぐらいです。
次に、購入したものについてです。運ばれてきたバスタブの栓がなかったり、ネットで購入した電灯のシェードが汚れていたりと、これまた「こんなもんじゃないの」と筆者が思ってしまうことに対して、彼は猛烈に抗議し、電灯では交換を拒否された結果、一度取り付けた別の電灯も含め、全て返品処理させていました。
彼の行動とその結果を見ながら、「こんなもんじゃないの」ではなく、「やっぱり本当はやればできるじゃないか」に変わってきたのです。そして「黙っていれば、やらないこと・おかしいことを認めたことになる」というのも筆者が得た教訓の一つでした。(黙っていても、やってもらえた)日本に居たままでは、たとえこの歳になっても得られなかったのではないかと思っています。
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