
蓋付湯呑みにお茶を注ぐ、木製のベンチにテーブル、古い壁がくすぶる、長そでシャツに布靴をまとい、半球型の帽子をかぶった店員が各テーブルの間を行き来し、新しく来たお客に龍井茶や西湖のれんこん湯を注ぐ。昨日、杭州の老舗茶館「太極茶道」が山塘街に支店をオープンした。これは山塘千年の古い街に またひとつ老舗が加わったことを意味する。
渡僧橋口から山塘街に入るとすぐ、老舗茶館の銅像に導かれ、大きな「龍口銅壺」が門に寄りかかるように設置されており、「太極茶道」山塘支店がすぐ目の前に現れる。店内は、店員たちが高らかでよく響く声で客を呼び寄せている。長そでシャツを身にまとい、手には口の長い銅壺を持った茶博士たちは上海万 博で技を披露し、山塘に到着したばかり。遠く離れたアツアツのお湯を一滴もこぼさず湯のみの中に入れる。素晴らしい技が多くの旅客を魅了する。
「太極茶道」は清乾隆年の時代に上海で創業され、1938年前後に杭州へ移った、中国老舗茶館の一つである。「杭州に龍井あり、蘇州に碧螺春あり、同じように受け継がれてきた茶文化は旅客へ独特の江南風情を味あわせることができる。」山塘旅行発展有限公司総経理の徐燮華氏はこう話す。「老舗」が山塘へオープン、千年の古街により多くの風情と賑やかさをもたらした。
(2010.8.27 名城蘇州 日本語訳:鐘聖)